5月8日(木)、KCCIホールにて、2025年度通常総会・講演会・懇親会を開催した。
○2025年度通常総会
通常総会では、司会の小林副会長による開会宣言後、菅原会長から挨拶がなされた。2025年度事業方針として「川崎異業種研究会の会員増強と価値増強」が示され、事業内容として「会員交流事業の促進」「会員増強活動の促進」「企業間連携・産学官連携事業への促進」の3つの骨子について述べられた。
続けて、菅原会長が議長に就き議事に入り、第1号議案「2024年度事業・収支決算報告」、第2号議案「2025年度事業計画・収支予算案」、第3号議案「役員改選」について諮られ、全会一致を以て承認された。
今年度は、大阪万博等の国内視察会や、川崎市の歴史、資産運用等をテーマとした定例会を開催。定例会後の懇親会などを通じて、会員間の交流促進や入会希望者の参加機会を増やし、会員増強とともにさらなる事業活性化に取り組んでいくこととなった。
○講演会
総会に続いて「ハリウッド映画から学ぶ異文化コミュニケーション」と題して、ビジネス・ストラテジスト 後宮昌樹氏による講演会が行われた。
後宮氏は、ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱及び㈱ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントにおいて、約30年間にわたりデ ィ ズ ニ ー と ハ リ ウ ッ ド の 日 本 へ の 映 画 配 給 事 業に深く関わった経歴を持っている。講演では、有 名 映 画 の 日 本 語タイトルにまつわるエピソードをはじめ、アメリカ人上司の下、様々な国籍の社員及び顧客との交流体験を通じて得られたビジネスコミュニケーション術など、外国人雇用や海外ビジネス展開に資する講話が行われた。
参加者は、講師の実体験や身近な映画を題材とした分かりやすい説明に熱心に聴き入り、講演後は活発な質疑応答が行われ、企業経営に役立つ講演会となった。
○懇親会
講演会終了後は懇親会を開催。来賓として、当所 三瓶専務理事、(公財)川崎市産業振興財団 中小企業サポートセンター 酒井所長、神奈川県異業種連携協議会 愛理事から挨拶があった。講師の後宮氏や体験入会者も加わり、賑やかな交流が行われた。
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菅原会長から事業方針を説明

挨拶をする菅原会長(左) 三瓶専務理事(右)

後宮氏による講演会

活発な交流が行われた懇親会
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