令和2年初頭に始まったコロナウイルスによる世界規模の感染拡大により東京オリンピック大会開催が1年遅れとなり、また、大会終わりと同じくして起きたロシアによるウクライナへの侵略戦争が始まりました。日本経済は、X字回復を政府主導で行うと言っていましたが、世界経済の環境の変化が次々と起こりその先行きは多難な様相です。我々会員各社の経営にも影響が出てきていると思われます。
このような状況ですが、台風等の気候変動による災害リスク対策、デジタルソリューションの有効活用、また合わせてSDGs(持続可能な開発目標)を考えた経済活動も行って行かなければなりません。
これら私達を取り巻く環境を踏まえて、新年度は、定例会や勉強会を通して、会員の方々が各分野で企業経営を優位に進める事ができる情報提供を行い、異業種間の垣根を越えた互いの信頼関係が強化されることで、川崎異業種研究会が価値ある企業間連携を育てる場となるよう、事業運営をしてまいりたいと思います。
この一年間、商工会議所ご担当の方々ならびに会員の方々、また各方面の関係者の方々に並々ならぬご支援ご鞭撻を賜り、あらためまして感謝申し上げます。今後も微力ではございますが、先輩方々の築かれた当会の良き伝統を継承し、更なる発展に全力を尽くす所存でございますので、皆様方のますますのご支援ご協力をお願い申し上げます。
最後に新型コロナウイルスの問題による会開催の自粛に関しましては、商工会議所の指針に準じて活動して行く事とします。
令和4年度事業方針
川崎異業種研究会の会員増強と価値増強強
事業内容
1. 会員交流事業の促進(定例会・勉強会・県外視察会)
組織の活性化のために、当会の主な事業である定例会の会員交流事業を充実してまいります。
また、合わせて勉強会では、会員各位の活力増強に繋げていけるような魅力的なテーマを提案して参ります。6月に国内視察会を予定しており、ここでは見聞を広げつつ新たな会員交流の場として頂きたいと考えております。
2. 会員増強活動の促進
組織の活性化のために、媒体等を利用して新入会員の獲得を目指して活動して参ります。かわらばん・川崎商工人・ホームページ・Facebookの媒体で、川崎異業種研究会の活動内容を川崎市の企業に、広く広報活動を行います。また、会員各位による新入会員の勧誘が実を結ぶよう努めて参ります。
3.企業間連携・産学官連携事業への促進
県内他地域のCCI・法人会に連なる異業種団体等との交流も視野に入れつつ、経営・技術情報の交換、人的ネットワークの構築やビジネスマッチングの機会創出、地元である川崎への還元等を通じて、本来の異業種活動の原点である会員相互の企業間連携を推進する事業を充実してまいります。プラスして、新たな連携先の模索、川崎市や商工会議所、川崎市産業振興財団、神奈川県異業種連携協議会等の情報発信を織込み、産学官連携事業としての発展を研究、実践してまいります。
以上
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