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2020年2月定例会

○2月定例会
 2月定例会は移動視察会として、2月13日(木)会員10名、オブザーバー1名の参加者を得て、上野国立科学博物館を訪れた。視察目的の一つであった「シアター360」は、2005年「愛・地球博」で人気を博した「地球の部屋」が当館に移設されたもの。直径12.8m(実際の地球の100万分の1の大きさ)のドームの内側すべてがスクリーンになっていて、その中のブリッジに立ち映像を観る。360度全方位に映像が映し出され、独特の浮遊感を味わえる世界初のシアターである。参加者はその映像技術を体感し、座学では味わえない刺激を受けた。その他、来場者が40万人を突破したという特別展「ミイラ〜永遠の命を求めて」を視察した。40体近い世界各国のミイラが展示され、最後には日本のミイラとして即身仏が展示されていた。ミイラ本体のみならず、最新の科学調査、研究の成果を目の当たりにし、時間が足りない位であった。また日本館、地球館といった常設展も見て回った。  その後上野公園内にある韻松亭(いんしょうてい)に移り交流会を実施した。当店は明治8年創業、夏目漱石も通ったという歴史ある店。この日部屋の大きな窓からは、上野市街とともに美しく花をつけた紅梅白梅が臨め、夕刻の鐘が鳴り老舗の雰囲気を堪能した。参加者からはまた来たいと好評で、視察会、交流会ともに会員同士のつながりが深まる有意義な移動例会であった。


川崎異業種研究会2月定例会上野

 

 
2019年11月定例会・勉強会

○11月定例会
 11月14日(木)当所にて、会員12名、オブザーバー2名の参加者を得て11月定例会が開催された。今月は、「資金運用」をテーマに、勉強会では「個人向け」、定例会では「企業向け」のシリーズで企画された。講師に両日ともにGAM証券投資顧問梶@専務執行役員コンプライアンス統括部長、東京富士大学大学院 客員教授、早稲田大学・中央大学・獨協大学 非常勤講師 野村誠二氏を迎えた。定例会では、「企業経営者としての投資活用法」と題し講演が行われた。
 現在、投資の世界では、銀行融資を補完するような投資手法が急速に拡大している。これは従来であれば銀行に依存していたファイナンスを投資の世界が請け負うというもの。講演では、具体的な投資手法として不動産ファイナンス、大規模災害ボンド、貿易金融、クラウド・ファンディングについて紹介され、詳しく説明がなされた。
講演後は、講師の野村氏も参加いただき和やかに懇親会が行われた。

2019年11月定例会

 
○11月勉強会
 11月7日(木)、ミューザ川崎にて会員6名、和光大学学生9名の参加者を得て、11月勉強会を行った。前述の「資金運用」についてシリーズで企画されたひとつで、テーマは「定年退職後の賢い資金運用」。講師は定例会と同様、野村誠二氏を迎えた。
 金融庁が今年6月に発表した報告書で「定年退職後の老後資金に約2000万円が必要となる」と発表されたことは記憶に新しく、多くの人が「今の年金制度からの収入だけで老後は大丈夫か」という率直な疑問を抱いていると思われる中、一層重要となる定年退職後の資金運用についてわかりやすく紹介された。国内外の情勢から、運用の多様化の勧めと、実際にどのような企業への投資が有効なのかなど説明があった。講演後に行われた懇親会でも、より具体的な話が聞けて有意義な勉強会となった。

2019年11月勉強会

 

 
2019年10月定例会(国内視察会)

 当研究会では毎年10月に視察会を実施している。今年度は10月18日(金)〜19日(土)会員10名の参加者を得て、世界有数の金属加工産地、新潟県(燕三条)を視察した。

【18日(金)】
 ぐずついた空模様の東京をあとに、一行は上越新幹線で目的地燕三条駅へと向かった。途中から空は晴れ上がり、到着した頃には気持ちの良い秋晴れだった。早速マイクロバスに乗り込み、第一の視察先であるマルナオ株式会社ファクトリーへ。森林と水田に囲まれた緑あふれる風景の中にある白と黒のモダンな建物。ドアのノブが箸の形をしている。同社は1939年から続く木材加工の老舗。もともと大工道具だった墨坪車を製造されていた。2003年からその木製技術を生かし、箸の製造をされている。歴史や製品説明を聞きながら、箸の原型(木材)から八角形、六角形他、様々なサイズ、重さ、形に制作されていく作業場を視察した。職人の手作り作業を目の当たりにし、ものづくりの奥深さを感じた。工場視察後は、併設されたショップにて、箸や木製スプーンなどオリジナル製品を見た。

川異研県外視察

 第二の視察先は、株式会社諏訪田製作所ファクトリー。同社は、創業以来90余年、「刃と刃を合わせて切る」ニッパー型刃物の製造に特化し、これまで様々なつめ切り等を製造している。ファクトリー入り口では、鉄くずでできたオブジェが出迎えてくれた。

川異研県外視察

 工場に入ると、ドシン、ドシンと鈍い音が聞こえた。硬い刃のつめ切りのベースを作る鍛造(たんぞう)という工程だ。その後研磨研削、いくつもの工程を経て、刃がぴったりと合うように仕上げる「合刃(あいば)調整」へ。これまでたくさんの職人でリレーしてきた製品を仕上げる所は責任重大で、非常に神経を使うとのことであった。様々な職人技を前に、質問も飛び交った。
 工場横のギャラリーやショップはスタイリッシュで、美術館のような雰囲気も味わえた。 実際つめ切りを試してみるとその切れ味は驚くほどであった。

 第三の視察先は、庖丁工房タダフサ。1948年創業以来すべての工程を職人の手作業で行っている。一つ一つの工程を丁寧に説明して頂きながら視察した。工場2階のギャラリーには、「工房の心得」が掲げられており、ものづくりへの誇りと魂が伝わった。
視察後、庖丁の切れ味を試した。きゅうり、トマトの切れ味はさることながら、フランスパンもパンくずを出さずに切れたことには驚いた。


川異研県外視察

 初日最後、第四の視察先は、和釘一筋に歩んでこられた「火造りのうちやま」。全国でも数少ない、和釘・古建築金物を専門に手掛け、伊勢神宮をはじめ全国各地の寺社仏閣、城、茶室、仏像その他文化財の修理復元等に使用されている。内山氏の丁寧な説明を聞きながら、作業場面を視察した。熱した釘の元を金槌でたたき、頭部や釘の先、全体の形状を作る。1センチほどの小さな和釘も作られ手に取らせて頂いた。一本一本形状の異なる釘を作られる技に驚嘆し感動した。
内山氏のほかに、一人若い女性が作業をされていた。聞くと修行を始めて10カ月とのこと。黙々と仕事に取り組む若い姿が頼もしかった。

川異研県外視察

【19日(土)】
 二日目は、燕三条地場産業振興センターにて、包丁研ぎ体験をした。研いだあとは新聞紙を使って切れ味を確かめた。皆で共通の作業をしながら和やかな交流にもなった。同センターでは燕三条の様々な製品が展示即売されている。視察した会社の製品のほか、物産館を見て回った。
                          
川異研県外視察  一行は燕三条をあとに、新潟市に向かった。最後の視察は今代司(いまよつかさ)酒造の酒蔵見学。創業1767年という伝統をもつ歴史ある蔵の作業現場に入って、酒造りに関する説明を受けた。温度調節機能のついているサーマルタンクのほか、貴重な職人が作った巨大な木桶は圧巻だった。視察後は隣接する母屋に案内された。天井の高い歴史あるしつらえの部屋で、酒の升をイメージした会席弁当を頂いた。


  こうして、二日間の視察を終え、予定通り東京駅にて解散となった。ものづくり現場の貴重な視察ができ、また会員間の絆も深まる有意義な視察会であった。

 
2019年9月の定例会・勉強会

[9月定例会]
 9月12日(木)当所にて会員13名、オブザーバー2名、和光大学学生8名の参加者を得て9月定例会を開催した。講師に慶應義塾大学SFC研究所上席所員 永石尚子氏を迎え、「よそ者・若者がうみだす三条市の新しい価値と伝統の継承」というテーマで講演が行われた。講師が関わる新潟県三条市東部にある下田(しただ)地域で行われている地域活性化事業について、詳しく事例が紹介された。三条市は「金物のまち」として全国的に有名だが、少子高齢化やシャッター商店街、若者の地元離れなど多くの社会問題を抱えている。そんな中、三条市長ほか地元の自治会長などが中心となり開講された「しただ塾」は、旧小学校を利用した滞在型職業訓練。県外からの若者も集まり、自然環境や観光資源を生かしたカリキュラムで学んでいる。外部人材だからこその、常識にとらわれない発想や企画が生まれている。地域活性事業の事例として、古民家をリノベーションしたユニークでおしゃれなカフェや、地元産サツマイモを使った芋焼酎づくりほか、新潟県内で初めて発足した3人制バスケットボールのプロチームなど実例が紹介された。
 参加者からは、大変興味深い内容で1時間があっという間だったと好評を得た。また講師には10月の国内視察会(燕三条)で訪問する視察先選定にもご協力頂いており、講演の中で視察先企業の説明も盛り込まれ、来る視察会がより身近に感じられた。講演会後は、講師も参加され交流会が和やかに行われた。

川異研_9月定例会


[9月勉強会]
 9月19日(木)会員7名、和光大学学生2名の参加者を得て9月勉強会を開催した。会場は東京都大田区にある鞄本メンブレン(当会会員)。今回は代表取締役 吉田厚英氏に社業紹介と会社案内をしていただいた。同社が入るテクノFRONT森ケ崎は工場集積の維持発展、地域産業の活性化に寄与するため大田区が建設し平成20年に開設した「工場アパート」。耐震も非常によく、東日本大震災時もあまり危険を感じなかったという。勉強会では、メンブレンスイッチや無機EL等、日本メンブレン製品についての説明があった。会社見学ほか現場の興味深い話なども聞けて、大変充実した勉強会となった。

 
2019年7月の定例会
2019夏の暑気払い

7月定例会にて
 

 7月11日(木)、横浜市にある會濱楼(かいひんろう)にて7月定例会(暑気払い)を開催した。会員13名、オブザーバー2名の参加者を得た。
菅原会長挨拶、乾杯発声により開宴した。会長からは10月国内視察会の案内がなされた。今年度の国内視察会は、新潟県燕三条での工場見学と、スプーン磨きや包丁研ぎ体験も予定している。燕三条は、刃物・金物や洋食器の生産が盛んなエリアとして知られている。ものづくりの技術は、伝統を受け継ぎながらも時代と共に進化し続け、世界でも高いシェアを獲得するまでに躍進を遂げている。会長が当日の具体的な行程を説明し広く参加を呼び掛けた。
 暑気払いは、久しぶりに参加する会員、1社複数で参加する会員もあり、盛大な交流会となった。中締めは吉田副会長が務め、力強い一本締めの後散会となった。

 
2019年7月の勉強会
川崎異業種研究会 勉強会

7月勉強会で熱心に耳を傾ける参加者
 

 7月4日(木)、午後6時30分よりLilly’s By Prometyにて7月勉強会を開催した。会員7名、体験者1名の参加者を得た。
今回は、「ワインスクールでおもてなしを学ぶ」と題し、農業生産法人CarnaEst代表取締役、Lilly’s By Promety オーナー兼シェフ、JSA認定ソムリエの山田 貢氏により講義が行われた。
 宮中晩餐会から一般的な交流会まで、あらゆる場面で嗜まれているワイン。講義では、基本的なマナーを学び、それぞれの持つ意味を考察した。自分で自分のグラスに注がない事や、乾杯時はグラスをぶつけて音を立てないなど基本的なマナーから、ワイングラスの持ち方、きれいな注ぎ方などスマートなサービス方法を学び、一同興味深く話を聞いた。
交流会では、当店のシェフでもある山田氏が、自家農園で栽培した新鮮野菜を使った料理の数々をサーブしてくださった。参加者は講義で学んだ方法を早速実践しながら交流を深めた。

 

 
2019年 総 会
川崎異業種研究会総会会長挨拶
川崎異業種研究会総会定例会
川崎異業種研究会総会会頭挨拶
川崎異業種研究会総会来賓挨拶
川崎異業種研究会勉強会
川崎異業種研究会総会案内
令和元年度川崎異業種研究会通常総会を開催

 5月9日(木)当所にて、会員15名、オブザーバー2名の参加者を得て開催した。
 菅原会長から2019年度事業方針として「川崎異業種研究会の活力増強と価値増強」が示され、事業内容として以下の3つの骨子が述べられた。(1)会員交流事業の促進(定例会、勉強会、国内視察会)(2)会員増強活動の促進(3)企業間連携・産学官連携事業への促進
 また、以下の議案が満場一致で承認された。
(1)2018年度事業報告および収支決算承認の件
(2)2019年度事業計画(案)および収支予算(案)承認の件
(3)役員改選の件
(4)旅費要領の件
 

 総会に続いて、講演会を開催、27名の参加者を得た。講師に、中央大学名誉教授で、国際ビジネスコミュニケーション学会相談役の林田博光氏を迎え「国際ビジネスとコミュニケーション」という演題で講演が行われた。「令和」の英語表記の説明から始まり、前半は日本での英語表記とネイティブの人が使う英語との微妙な意味合いの違いについて、後半は国際ビジネス、グローバル人材について、実例を交えながらわかりやすくお話しいただいた。異文化間ビジネスで大切なことは、心を開き、相手の文化を知り体験し、相手を思う気持ちであると述べられ、Dream・Passion・Loveをキーワードにコミュニケーションの基本姿勢を語られた。講演の中では横浜開港当時の英語習得の歴史や、英語学習に映画のセリフや歌を活用するアドバイスなど、興味深い内容が盛りだくさんで好評を博した講演であった。
 講演会終了後は、懇親会を開催した。菅原会長の挨拶、川崎商工会議所 山田会頭の来賓挨拶、来賓紹介の後、神奈川県異業種連携協議会議長 金究武正氏の乾杯発声により開宴した。終始和やかな雰囲気で親睦を深めた。中締めは紀中顧問が務め、盛会裏のうち散会となった。中締めは紀中顧問が務め、盛会裏のうち散会となった。




【5月の勉強会

 5月23日(木)ミューザ川崎会議室にて、5月勉強会を開催した。会員9名、和光大学学生11名の参加者を得た。今回は、川崎南税務署 野口卓也氏を講師に迎え「消費税軽減税率制度勉強会」をテーマに講義が行われた。軽減税率の対象品目、帳簿や請求書の記載方法など、具体例を示しながら説明いただいた。講義後には、POSレジアプリ、エアレジデモンストレーションが、潟潟Nルートライフスタイル杉本隆太郎氏、潟rックカメラ 田村融氏により行われた。実際の機械を操作しながらの説明を、一同興味深く聴講した。その後交流会を行った。

川崎異業種研究会勉強会


2019年4・6月の定例会

平成31年3月川崎異業種研究会定例会写真1
平成31年3月川崎異業種研究会定例会写真2
川崎異業種研究会4月定例会
 

【4月の定例会

  4月11日(木)、当所にて会員13名、オブザーバー3名の参加者を得て4月定例会を開催した。
 今回は、当会オブザーバーである川崎信用金庫 お客さまサポート部 前田良賢氏と朝井亮介氏を講師に迎え、「中小企業の事業経営上の課題と解決策」をテーマに講演が行われた。
 先に前田氏からは、同金庫が地元の中小企業に対して行ったアンケート調査結果「コミュニティーレポート」に触れながら、川崎市内の景況感、2019年経営見通しについての概要が述べられた。
 続いて朝井氏からは、地域経済の動向、地元中小企業の事業経営上の問題点と解決策について説明された。事業者の声からあがった課題の1位は人手不足。そして「売上の停滞と減少」、「同業者間の競争激化」、「利幅縮小」、「人件費増加」と続く。それぞれの課題解決に向けた同金庫の取組みについて、各支援機関との連携例など、分かりやすく説明された。クラウドファンディング「Readyfor」との連携では、現在開催中のプロジェクトも紹介され、聴講者は興味深く耳を傾けた。
 川崎市産業振興財団、川崎市、川崎信用金庫、当所の4社連携による「KAWASAKI事業承継市場」についても述べられ、オール川崎で事業承継をサポートする旨説明された。
 当会では、例年川崎信用金庫に「地域経済動向」についての講演を依頼しており、具体的な事例や数値が把握できると好評を博している。
 講演後に行われた懇親会では、会員相互で活発な意見交換がなされた。




平成31年3月川崎異業種研究会定例会写真1
平成31年3月川崎異業種研究会定例会写真2
 
 
  【6月の定例会

 6月13日(木)当所にて6月定例会を開催した。会員12名、オブザーバー2名、和光大学学生2名、見学者1名の参加者を得た。今回は、「5G活用の未来ビジネス」と題し、和光大学経済経営学部教授 小林 稔氏による講演が行われた。
 移動通信システムは、アナログ方式の第1世代から2020年に向けて第5世代(5G)へと進化している。最大通信速度は30年間で約10万倍であるという。講演では、次世代移動通信システム5Gとは何か、これまでの携帯技術とどこが違うのか具体的な説明とともに、すでに5Gサービスが開始されている米国、韓国の事例も紹介された。また、5Gの主な特徴を生かして何ができるか、新たなビジネスモデルを探った。最先端技術の話に参加者は興味深く耳を傾けた。
 講演後の懇親会は、講師も参加されより深い交流ができた。

 
 
総 会
総会風景01
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平成30年度川崎異業種研究会
通常総会開催される

 菅原会長から平成30年度事業方針として「川崎異業種研究会の活力増強」が示され、事業内容として以下の3つの骨子が述べられた。
(1)会員交流事業の促進(定例会、勉強会、県外視察会)
(2)会員増強活動の促進
(3)企業間連携・産学官連携事業への促進

 また、以下の議案が満場一致で承認された。
(1)平成29年度事業報告および収支決算承認の件
(2)平成30年度事業計画(案)および収支予算(案)承認の件
(3)役員改選の件

 総会に続いて、講演会を開催、28名の参加者を得た。
 講師にモーグルスキーヤーで平昌オリンピックにも出場された西伸幸氏、聞き手にフリーアナウンサーでかわさき産業親善大使の秋山雅子氏を迎えた。講演は「東京オリンピック・パラリンピックへの提言〜平昌オリンピックを振り返って〜」をテーマに対談形式で行われた。
 講演に先立ち、川崎市オリンピック・パラリンピック推進室担当課長井上強氏より川崎市の取り組みについて説明があった。
 川崎市は、東京オリンピック・パラリンピックを機に、2016年から「かわさきパラムーブメント」に取り組んでいる。本市は開催都市に最も近い都市の一つとして大会期間中は国内外の多くの人々が訪れることも予想される。この大会の機運を最大限に活用し、誰もが自分らしく暮らし自己実現を目指せる地域づくりを目指している。
 英国代表チームの事前キャンプの受け入れ、駅のバリアフリー化、障がい者の就労体験ほか、具体的な取り組み事例が紹介され、一同興味深く耳を傾けた。
 川崎市の説明に続き、対談が始まった。
 五輪3大会(バンクーバー、ソチ、平昌)に出場され、数々の世界大会でも活躍された西氏は川崎市幸区出身だ。雪のない川崎でモーグルスキーに出会い、トップに上り詰めるまでの経緯や、競技の魅力、そしてオリンピックに臨む緊張感などが語られた。
 西氏のテーマソングも流れた。西氏のために作られたオリジナル応援ソングだ。歌詞の中に「カワサキシティ!」とシャウトする部分がある。西氏が「川崎」を是非歌詞に入れてほしいと希望したそうだ。
 また2020年東京五輪に向けて、運営や設備面について経験選手ならではの目線から思いが述べられた。選手が思い切りプレイできるよう安心できる設備、そして会場の外においても、選手の家族や応援者に笑顔で接し、歓迎ムードひいては日本の良さも伝えたいとの言葉には、3大会を経験された重みがあった。
 西氏は今大会で引退され、今後はコーチとして後進の指導にあたられる。新たに川崎からオリンピック選手が生まれることを期待すると力強く語られた。
 最後に、菅原会長からお礼の言葉と記念品の川崎銘菓が渡され、好評を博した講演が終了した。
 講演会終了後は、懇親会を開催した。菅原会長の挨拶、川崎商工会議所 山田会頭の来賓挨拶、来賓紹介の後、公益財団法人川崎市産業振興財団理事長 曽禰純一郎氏の乾杯発声により開宴した。終始和やかな雰囲気で親睦を深めた。中締めは紀中顧問が務め、盛会裏のうち散会となった。


2019年3月の定例会
平成31年3月川崎異業種研究会定例会写真1
平成31年3月川崎異業種研究会定例会写真2
 
 

 3月14日(木)、当所にて会員6名、オブザーバー2名、和光大学学生5名の参加者を得て、3月定例会を開催した。
 今回は、当会のメンバー和光大学経済経営学部 小林猛久氏のゼミナール4名の学生方により、「和光大学産学連携事例報告〜岡上エール(クラフトビール)の完成と今後の市場展開〜」と題し講演が行われた。
 同ゼミナールは、地域企業や農家と連携し、生産、加工、販売を一貫して行う6次産業化に取り組んでいる。講演ではクラフトビールの定義、日本における発展や市場の変遷といった概要説明の後、実際学生方が作ったクラフトビール「岡上エール」についての説明があった。
 地場産物である禅寺丸柿を使用して先ずはジュースを試作したところ、柿50個を使い2本しかできなかった苦労話や、他方ブルーベリーやレモンなど柑橘系を使ったクラフトビールは色や香りもよく、ゆっくり楽しむ飲み方を提唱するなどビールの新たなイメージも語られた。質疑応答も活発に行われ、有意義な定例会となった。
 その後行われた交流会では、レモンを使った岡上エールやドライフルーツもテーブルに乗り、ゼミナール学生と会員との交流も大いに図られた。

 
 
2019年02月の定例会
平成31年2月川崎異業種研究会定例会写真1
 
 
 

 2月14日(木)当所にて2月定例会を開催した。会員10名、オブザーバー2名の参加者を得た。
 今回は、(公財)川崎市産業振興財団産業支援部より、新産業振興課 塩川克久課長、中小企業サポートセンター 村田英嗣課長補佐を講師に迎え、「補助金について」及び「事業承継について」講演いただいた。塩川講師からは補助金について、村田講師からは事業承継について説明頂いた。
 同財団の事業説明の後、補助金の説明では、製造業対象と全業種対象の補助金について、実際どのようなものがあるのか検索画面を見ながら説明いただいた。塩川氏は新事業創出支援に携わり各企業を訪問しニーズに応じて支援策を紹介されている。まずは連絡をと同財団の活用を促した。
 事業承継の説明では、川崎信用金庫、川崎市、同財団、当所で構成されるKAWASAKI事業承継市場の取り組みを中心に詳しく説明頂いた。具体的な後継者がいないと、なかなか進められないと考えられがちだが、後継者を決めていない経営者を対象に、バトンタッチのイロハを伝える講習会も紹介され、後継者探しの前に事業の磨き上げから始めるなど、担当者ならではの考えも述べられた。会員は熱心に耳を傾けた。
 その後場所を変えて懇親会を行った。講師にも参加いただき、より深い交流ができた。

 
 
2018年12月の定例会

 12月13日(木)12月定例会(忘年会)を開催した。会員19名、オブザーバー2名が集まった。会場は昨年に引き続き、居酒屋くりや(幸区)。
 菅原会長の挨拶、乾杯発声後、交流は和やかに始まった。会半ばには各会員が、1分間スピーチを行い、今年の業況報告や来年に向けた展望を語った。互いに親交を深める有意義なひとときであった。
 中締めは吉田副会長が務め、散会となった。

 


2019年3月の勉強会

3月の勉強会は下記のとおり開催されました。

 川崎異業種研究会「3月勉強会」開催報告

 1、日 時:2019年3月7日(木) 午後6時30分〜
 2、場 所:ミューザ川崎 会議室
 3、参加者:11名(会員参加11名)

 今回は、英語コミュニケーションコンサルタント・エグゼクティブコーチ 中野敬子氏を講師に迎え、「時間がない!とにかく忙しい社長のためのコーチング×英語」と題し講演いただいた。
 講師のコーチング経験から、失敗と成功を分けるポイントを挙げられ、目標(ゴール)達成への道を探った。成功例として、世界的ミスコンテストのひとつ「ミス・グランド・インターナショナル 2018」で日本代表として過去最高の5位に入賞された方の例を挙げ、コーチングで何をなさったか分かりやすく説明いただいた。続いて、英語学習について、忙しい中でマスターするための秘訣を具体的にあげられ、英語での1分間自社紹介にもトライした。
 講演は即実践できるような具体的な内容で、質疑応答も活発で好評を博した勉強会であった。

 
2018年11月の勉強会

11月の勉強会は下記のとおり開催されました。

 川崎異業種研究会「11月勉強会」開催報告

 1、日 時:2018年11月1日(木) 午後6時30分〜
 2、場 所:中原市民館 第2会議室
 3、参加者:8名(会員参加6名、学生2名)

 今回の勉強会は、今年4月から新しくメンバーとなった一円マネジメント企画合同会社代表、一円正之氏を講師とし、社業について講演いただいた。
 同社は、中小企業向けに「人材育成サービス」「経営相談サービス」「産業機械の販売支援」等を行っている。講演では、一円氏のこれまで培ってきた経験や人脈を駆使し、中小企業のマッチングを主に行っているなど会社の内容が詳しく説明された。また、「競争しない競争戦略」という経営戦略についての説明もあり、参加者は興味深く耳を傾けた。
 その後行われた懇親会では、ニッチ戦略(ニッチ(隙間)を狙って利益を上げようとする戦略)を取るがゆえの苦労話も聞け、有意義な勉強会となった。

 
2018年9月の勉強会

9月の勉強会は下記のとおり開催されました。

 川崎異業種研究会「9月勉強会」開催報告

 1、日 時:2018年9月6日(木) 午後6時30分〜
 2、場 所:中原市民館 第1会議室
 3、参加者:15名(会員参加5名、学生4名、見学者1名)

 今回は、「働き方の現状と今後の課題」と題し、法政大学教授 坂爪洋美氏による講演が行われた。
 今年働き方改革関連法が成立し、長時間労働、人手不足問題等を背景に、働き方が問題になっている。講演では、働き方改革が目指すものは何か、労働時間削減は何故必要なのかなど、原点に立ち返って考察された。「残業」に潜む奥深い問題、様々な原因、具体的な事例を聞き、参加者からも自社の状況や問題点など、活発な意見が述べられた。
 その後に行われた懇親会でも、働くこと、人材育成などについて熱く語り合った。身近なテーマでもあり、好評を博した勉強会となった。

 


最近の産学連携活動
ビジネスプラン指導会1
ビジネスプラン指導会2
ビジネスプラン指導会3
ビジネスプラン指導会4

和光大学への出張講義(in 2010)

和光大学経営メディア学科では、毎週土曜日の3限に「リレー講義」という選択専門科目を開設しています。ここでは、実社会で活躍されている方々よりご講演 をお願いして、大局的な見地から経営者やリーダーに必要な資質や学生たちに望むことなどをお話いただいております。
毎年、川異研様より講師を派遣いただいています。
今年は6月19日に紀中会長に講師をお願いして

演題「経済不況を乗り越えるための私の経営戦略」で

 @「三方よし」の経営理念
 A「着眼大局、着手小局」の経営戦略
 B「念願は人格を決定す 継続は力なり」の大切さ

についてお話しいただきました。
 ご提示される資料やお話には、学生たちが理解しやすいように様々な具体例や実データなどを引用され、私たち教員が舌を巻くような授業でありました。また、紀中様のお人柄、とりわけリーダーシップやチャレンジ精神といったものを学生たちは肌で感じることができ、経営者としての資質というものがよく理解できたと思います。
 学生たちのレポートを見ますと、
「自分に反対する部下を大事にしている」
「苦しい時にあがいてもダメ、よい時期に挑戦すべき」
「社会奉仕の心」
というお話に、強い関心や刺激を受けたことがわかりました。さらに、「現在の少子高齢化は私たち大人の責任」と言い切り、社会全体で不合理を正し、若者を育てる責任を示してくださいましたことは、最近のニュースを賑わす企業不祥事や汚職、不甲斐無い政治家など、尊敬できる大人と出会うことが稀になっている学生たちにとって、本当のお手本、見習うべき姿を知ることができた大変貴重な経験となりました。
 学生たちは、紀中様のスケールの大きさや人生観、経営方針をしっかりと学びとってくれました。彼らは今後の学習や進路決定に、今回勉強させて頂いた事柄を大いに役立ててくれるものと確信しております。 この度は、ご講演いただき誠にありがとうございました。

和光大学経営メディア学科
准教授 小林猛久

 
 


最近のイベント
第25回あほうどりコンペ
 
 

第25回あほうどりゴルフコンペ

 平成26年6月13日(金)早朝より、川崎国際生田緑地ゴルフ場にて、会員8名(有志)の参加を得て、開催した。
 同コンペは、有志によって企画・開催され、今年25回目を迎えた。
 天候が心配されたものの、概ね晴天に恵まれ、ワイワイと談笑しながら、お互いのショットに歓喜して大いに盛り上がり、親睦を深めた。
 また、清々しい顔をした各プレーヤーを見ると、適度な運動で健康にも寄与したのではないだろうか。

 なお、優勝は菅原氏、準優勝は野尻氏であった。

 
 
 
 
 
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