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平成23年度川崎異業種研究会
通常総会開催される

 川崎異業種研究会は、5月12日(木)川崎グランドホテルにおいて、通常総会を開催した。議場では平成22年度事業・決算報告、23年度事業計画・予算が諮られ、特に異議はなく満場一致で承認された。続いて平成23年度の新役員を選出した。
 紀中会長は総会挨拶の中で、本年度の事業方針の説明を行った。

 「川崎異業種研究会は、来期に設立から四半世紀を迎えることになります。創立時からの会員も世代交代した方も含め3 割弱が在籍しておりますが、7 割強の会員が時代の流れの中で入会して頂いております。24 年を経て、名実共に多様な業種の異業種交流会になり、本年は創立25 周年に向けて当会そのもののあり方も多方面より検討してみる節目と考えております。結果的に当会の活性化を図ることが商工会議所の発展、ひいては川崎市全体の発展につながることになり、それこそが当川崎異業種研究会に課せられた一番の課題であると認識しております。そこで、平成23 年度は、川崎異業種研究会の活性化を最重点目標とし、全ての事業はその目標達成のための礎であるとの観点から促進事業を考えさせていただきました。この一年間、商工会議所ご担当の方々ならびに会員の方々、また各方面の関係者の方々に並々ならぬご支援ご鞭撻を賜り、あらためまして感謝申し上げます。今後も微力ではございますが、先輩方々の築かれた当会の良き伝統を継承し、更なる発展に全力を尽くす所存でございますので、皆様方のますますのご支援ご協力をお願い申し上げます。

 平成23 年度事業方針は川崎異業種研究会の活性化(25 周年のプレイベント)。
 事業内容として、@ 会員増強活動の促進:組織の活性化のために、一昨年度来見直しして参りました媒体等を利用して新入会員の獲得を目指して活動して参ります。かわらばん・川崎商工人・ホームページ等の媒体で川崎異業種研究会の活動内容を川崎の企業に広く広報活動を行いつつ、併せて各会員による積極的な協力をいただきながら新入会員候補の発掘に努めて参ります。また、会員各位にも積極的なご紹介をお願いいたします。A 会員交流事業の推進(定例会・分科会・県外視察会):企業間連携を実践するために、当会の主な事業である定例会の会員交流事業を充実して参ります。当会の理念の一つである『事業運営は自主の精神』に則り、一つひとつの事業を会員自ら企画・参加することにより会員相互の一層の理解と連帯を深めるものと期待しております。

 分科会は、本年も多くの会員企業の経営テーマである事業承継を主軸に広範囲なテーマで活動して参ります。また、本年は10 月に県外視察会を予定しており、見聞を広げつつ新たな会員交流の場としていきたいと考えております。
 また、本年度も等々力陸上競技場で開催する川崎フロンターレのゲームを会員及び会員の従業員と共に観戦し、会員交流の場としていきたいと考えております。B 企業間連携・産学連携事業の推進:本年度は、助け合いの精神に則り本来の異業種活動の原点である会員相互の企業連携を推進する事業を充実して参ります。企業間連携の推進は、川崎異業種研究会の定例会、分科会、会員企業訪問等の活動全般の場を通して実践して参ります。また、川崎異業種研究会と和光大学との産学連携の活動も、社会科学系大学と産学連携のあり方を踏まえた上で更に研究し、実践して参ります。」と語った。

 続いて、和光大学経済経営学部 専任講師 清水雅貴氏をお迎えし、「日本経済の動向と地域経済における今後の展望−大震災・新県政を見据えて−」と題して、講演を行った。初めに、@指標から見る日本経済全体の動向:株価・為替・商品等の景気諸指標から分析された後、A大震災によって考えられる今後の経済動向:日本経済、地域経済(神奈川県)への影響についての説明があり、B新県政の方針と地域経済への波及効果:黒岩新知事の主要(目玉)施策、医療・環境セクター改革のアウトライン、地域経済(神奈川県)への波及効果についての講演がなされた。

 その後、場所を移し行われた懇親会では、山田会頭が来賓として挨拶、(財)川崎市産業振興財団の御前事務局長が乾杯の発声を行い、講演会講師の清水氏も参加していただき、多くの来賓・会員を交えた賑やかな懇親会となり、成功裏の内に終了した。

2011年11月の定例会
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 11月10日(木)、ソリッドスクエア会議室にて午後6時より、会員18名と学生他3名の特別参加者を得て開催。
 当会の副会長で、和光大学経済経営学部准教授 小林猛久氏に「企業における危機管理コミュニケーションの重要性」と題し、ご教示頂いた。
 企業不祥事対応の失敗事例や成功事例を基に、対応の早さや事後の適切な対応の重要性、特にマスコミ対応を誤ると思わぬ大損害を招く危険があることを再認識した。
 また、メディアトレーニングやコミュニケーショントレーニング等で従業員のスキルアップを図り、緊急時の対応準備をしておく必要性も実感した。
 続いて、10月度県外視察会の報告を現地写真のスライドを見ながら簡潔に行った。
 その後、懇親会場に席を移し、盛会のうちに終了した。

 
 
2011年10月の県外視察会
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 10月21日(金)〜22日(土)、会員9名の参加を得て、岩手県内を視察した。
 1日目は、岩手県平泉町副町長 滝山秀樹氏の歓迎挨拶後、観光商工課 課長補佐 高橋和夫氏による、平泉の世界文化遺産登録・観光客誘致への取り組み・記念イベント等についての説明を受けた。
 その後、世界文化遺産である平泉町の町並みや中尊寺金色堂、毛越寺等を見学した。
 2日目は、賛友精機株式会社大槌工場を訪問し、現地従業員の方より工場施設の内容と東日本大震災の被災状況等を聴取し、マイクロバスで岩手県内(大槌町、釜石市、遠野市)を回った。
 終始和やかな雰囲気の中、会員相互の親睦と交流を深めた。

 
 
2011年9月の定例会
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 9月8日(木)、ソリッドスクエア会議室にて午後6時より、会員15名と、新入会希望者6名の見学者の参加をえて開催。本年度、川異研の新入会員となった、株式会社経理バンク 取締役の住友雅彦氏と、こすぎ法律事務所 弁護士の石坂想氏に、企業紹介と中小企業に役立つお話を頂いた。
 住友雅彦氏は「中小企業を元気にする経理・税務サポーターを目指して」と題し、事業の概要やコンセプト、取組みを中心に、組織として経理・会計戦略を展開している旨の説明がなされた。
 石坂想氏は「弁護士との上手な付き合い方」と題し、興味や関心を持つわかりやすい説明で、弁護士という職業について今までと違う一面を知った。
 今回の定例会で、会員相互の事業理解を深めることができた。その後、懇親会場に席を移し、盛会のうちに終えた。

 
2011年11月の分科会
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分科会03
 

11月の分科会は下記のとおり開催されました。
川崎異業種研究会「10月分科会」開催報告
 1.日 時  2011年11月2日(水)午後3時〜5時
 2.場 所  山勝電子工業株式会社  本社事務所
 3.内 容  『会員企業訪問 山勝電子工業株式会社』
 4.参加者  16名

 会員企業を訪問して取扱商品を直接手に触れながらお話を伺えましたことは、通常おこなわれている社業紹介とは趣が変わり、とても強いインパクトを感じました。
 前半では、会社概要や開発例を中心にお話を頂き、クオリティー、テクニック、スピード、そしてコストパフォーマンスを含めたトータルクオリティーの高さで基板設計技術を提供されているという理念とその実際を知ることができました。
 また、後半では新商品であるLED照明の性能と、開発過程におけるLED照明の課題克服点についてご説明いただきました。中国や韓国からの輸入品との品質差は無論のこと、日本国内大手電器メーカーと比較しても品質・価格に優位性を持たれていることが良くわかりました。これも、電子回路基板・機器について、社内設計に続き、部材調達・試作・量産製造までをトータルマネジメント(EMSサービス)されてきた山勝電子工業株式会社様だからこそ実現したものであると知り、経営理念とその運用基盤の堅実さ、独自技術の高度さとその応用能力の重要性などを再確認できました。
 最後に、金究社長様より日本の大手メーカーと比べて大変安価な価格設定をされたことについて「安くし過ぎた・・・」というコメントを頂きましたことがとても印象的でした。良い商品だから、安いからといって、簡単に売れるものではないということだと思います。販売先は最終消費者に限らず、工務店や建築関係などB to Bのビジネスも多数あるなか、流通する適正な価格というものがあるのでしょう。こうした、商品価値の周知や価格設定、リースシステム導入など、多様な販売戦略がメーカーにも必要になっていることをお教え頂き、経営の難しさを実感した次第です。

 
2011年10月の分科会
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10月の分科会は下記のとおり開催されました。
川崎異業種研究会「10月分科会」開催報告
 1、日 時  2011年10月5日(水)午後6時30分〜7時45分
 2、場 所  中原市民館 第1会議室
 3、参加者  18名

 今回は「社業紹介」です。株式会社神奈川こすもす 代表取締役 清水宏明様よりお話を頂きました。
 神奈川こすもす様は、新しい葬送価値を提供する企業として、ココロをコーディネートすることを重視し、型にはまったお葬式を提案するのではなく、顧客のニーズに対応しながら、時代に合った「お葬式」を提案されています。少子高齢化社会、核家族などによる孤独化が進む現代では、葬儀に対する知識の継承も少なくなり、我々は知らないことが多々ありますので、大変良い勉強をさせて頂くことができました。
 前半では、清水様の経営哲学を含めた様々な経営戦略をご教示頂きました。特に、業界の常識にとらわれずに顧客のニーズを最優先した新しい葬儀の提案は、業種を問わず参考となる知見でありました。
 また、従来型の葬儀社が提供するサービスでは、顧客の要望や葬儀の悩みを解決できないというお考えのもとに、多様な新しい試みを実践されていることに感銘を受けました。そして、葬儀に関する個別相談はもとよりセミナーの開催や講演活動などにも積極的に取り組まれている姿を拝見し、清水様の強いバイタリティやサービス精神がひしひしと伝わってきました。
 どんなに良い商品、サービスを提供していると思っても、顧客の要望に応えることができないことがあるのならば、満足してはならない。そして、今後ますます顧客のニーズや価値観が多様化されると予測すると、顧客視点でのサービス提案は、経営戦略上、大変重要なポイントになるということを再認識した次第です。

 
2011年9月の分科会
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9月の分科会は下記のとおり開催されました。
 1.日 時  2011年9月14日(水)午後6時30分〜7時45分
 2.場 所  中原市民館 第1会議室(武蔵小杉)
 3.内 容 『IT業界における技術の伝え方/情報セキュリティの傾向と対策』

 今回は「IT」をテーマにして、CompTIA日本支局 シニアコンサルタント 板見谷 剛史様よりお話を頂きました。
 CompTIA(コンプティア)という名前を聞いたことが無い方は多いと思いますが、日本支局が開設されて10年、本部(シカゴ)開設は1982年、欧米を中心とし10拠点を持ち、全世界で様々な企業や団体、学校機関、政府機関などがメンバーとしてCompTIAの活動に参加されています。日本におけるIT資格、技術認定というと国家資格やマイクロソフトやシスコなどが認定するベンダー資格がポピュラーですが、世界的にはCompTIAさんの認定資格が業界のグローバルスタンダードとなっています。
 今回、前半ではIT関連でない企業様の参加があるということを想定して、どんな業種でも参考になる、業界標準とその伝承に関するIT業界の考え方をご教示頂きましたが、あるひとつの企業の文化や経験知の伝承ではなくて業界の技術を策定して標準化するという考え方は、経営戦略として汎用的に利用のできる知見となりました。
 また、情報セキュリティはルールやポリシーでは守れない状況であるという現状から人材教育の必要性を具体的にご提案頂きました。海外では常識になっているというお話でしたが、「情報セキュリティ保護に最も脅威なことは人材の流失である」ということには目から鱗がおちました。どんなに堅固なシステムやソフトを導入していたとしても、人材が引き抜かれてしまったら、大変な情報漏洩になることは当然といえば当然ですが、実感がともなっていませんでした。欧米では、実際にそうしたハンティングが頻繁に行われているからこその危機感であると思いましたが、日本企業においても人材の育成及び定着の必要性は、今後ますます重要になるであろうことを痛感いたしました。

 
最近の産学連携活動
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和光大学への出張講義(in 2010)

和光大学経営メディア学科では、毎週土曜日の3限に「リレー講義」という選択専門科目を開設しています。ここでは、実社会で活躍されている方々よりご講演 をお願いして、大局的な見地から経営者やリーダーに必要な資質や学生たちに望むことなどをお話いただいております。
毎年、川異研様より講師を派遣いただいています。
今年は6月19日に紀中会長に講師をお願いして

演題「経済不況を乗り越えるための私の経営戦略」で

 @「三方よし」の経営理念
 A「着眼大局、着手小局」の経営戦略
 B「念願は人格を決定す 継続は力なり」の大切さ

についてお話しいただきました。
 ご提示される資料やお話には、学生たちが理解しやすいように様々な具体例や実データなどを引用され、私たち教員が舌を巻くような授業でありました。また、紀中様のお人柄、とりわけリーダーシップやチャレンジ精神といったものを学生たちは肌で感じることができ、経営者としての資質というものがよく理解できたと思います。
 学生たちのレポートを見ますと、
「自分に反対する部下を大事にしている」
「苦しい時にあがいてもダメ、よい時期に挑戦すべき」
「社会奉仕の心」
というお話に、強い関心や刺激を受けたことがわかりました。さらに、「現在の少子高齢化は私たち大人の責任」と言い切り、社会全体で不合理を正し、若者を育てる責任を示してくださいましたことは、最近のニュースを賑わす企業不祥事や汚職、不甲斐無い政治家など、尊敬できる大人と出会うことが稀になっている学生たちにとって、本当のお手本、見習うべき姿を知ることができた大変貴重な経験となりました。
 学生たちは、紀中様のスケールの大きさや人生観、経営方針をしっかりと学びとってくれました。彼らは今後の学習や進路決定に、今回勉強させて頂いた事柄を大いに役立ててくれるものと確信しております。 この度は、ご講演いただき誠にありがとうございました。

和光大学経営メディア学科
准教授 小林猛久

 
 
最近のイベント

第22回あほうどりゴルフコンペ

 少し遅れましたが、平成22年12月12日(火)に第22回あほうどりゴルフコンペが開催されました。
 あの日は良い天気で風もなく絶好のゴルフ日和でした。東京湾のアクアライン(まだ片道800円でした)で、川崎より一時間の南総カントリーに9名が参加致しました。
 川崎異業種研究会が発足したのが昭和62年7月ですが「あほうどり」はそれから8年を経て平成6年9月にゴルフ好きが集まり第1回大会が正式に開催されました。あほうどりを辞書で調べると(信天翁)あほうどり科の海鳥で、鳥島と尖閣諸島にのみ住む白色でかもめに似た体は大きく、特別天然記念物で国際保護鳥「別名アルバトロス」と書かれています。
 今回、竹内京子さんが初優勝しました。毎回出席の努力が報われた一日でした。今回の竹内さんの初優勝を記念して「あほうどりファイル」を調べてデータを集計してみました。すでに川異研を退会した懐かしい人の名前が見られました。

 今年の幹事は竹之内さんです。5月に第23回を予定しております。会員のみなさんの参加を期待しております。

幹事 岩根 弘明


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 平成24年1月26日(木) 理事会

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